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ゆで卵は弁当に入れてもいい? 消味期限を伸ばすコツと注意点を語る。

弁当に「ゆで卵」はベストチョイス!

私は高校生の頃から弁当女子で。
アラフィフになった今もそれは変わりません。

そこで今日は。
弁当作りのベテランが語る「ゆで卵」を弁当に入れる際のコツを綴ろうと思います。

私のやり方は衛生的にグレーですが、日曜に茹でた卵を金曜の弁当まで使うことが可能です。

少しでも弁当作りを楽にしたい人は参考にしてください。

私が「ゆで卵」を弁当に入れる理由

お弁当の彩りとして便利な卵料理。
大概の人は「だし巻き卵」をチョイスしているのではないでしょうか?

私も以前はそうでした。

でも、今は
弁当に入れる卵と言えば「ゆで卵」一択です。

「ゆで卵」は作りだめできるから

私が弁当に「ゆで卵」を入れ続けている理由は、彩りの良さと栄養価の高さが魅力だから…というのは表向きで。
1番の理由は作りだめができるからです。

毎日のランチを弁当で済まそうと思うと、家族持ちの場合は大変でして。
1人分なら夕飯を「弁当に入れられるおかず」にすれば手間が省けるのに、子供がいたりするとそうはいかない日が多いのです。

卵料理を弁当に入れたいけれど、だし巻き卵は面倒だし日持ちしない。
だからといって、これを冷凍すると美味しくない…。

「だし巻き卵」にマヨネーズを入れて焼き、これを冷凍すれば美味しいまま保存できると聞いたことがありますが、スポンジを食べているかのような食感が苦手で…私には合いませんでした。(悲)

作りだめした「ゆで卵」を弁当に入れる際の心得

冒頭でも言いましたが、私は日曜の夜に調理した「ゆで卵」を金曜の弁当まで使います

1週間分の卵料理を作りだめすると、毎日の弁当作りが楽です。

でもね、これには注意すべきことがあるのです。

「ゆで卵」の消味期限は3日と心得る

まず、一般的に「ゆで卵」の賞味期限は3日程度だということを念頭に置いておくことが必要です。

実際、4日目くらいから黄身の食感が変わるし、わずかに硫黄臭がしてきます。

ヒトの味覚にはバラツキがありますので、味の変化に敏感な人が1週間分の「ゆで卵」を作りだめしたいのであれば、多少の劣化は受け入れる必要があります

賞味期限と消費期限は違う

これは「ゆで卵」を作りだめする際の前提条件だと思います。
それなら冷凍だし巻き卵の食感を妥協しろよ…とも言えますが、私は大量にだし巻き卵を作る手間に耐えられません。(汗)

「ゆで卵」の消費期限は状況によって変わると心得る

私は美味しく食べることよりも弁当を楽して作ることを重要視しているので、「ゆで卵」を作りだめしています

長年の経験から 私は「ゆで卵」の消費期限を5日としていますが。
ここにも心得ておく必要があることがあります。

それは「ゆで卵」の状態によって消費期限を変える必要があるということです。

気温が25度を超えたら、消費期限を3日に変えたり。
殻にヒビがある「ゆで卵」は調理した翌日までに食べるようにしています。

持参した弁当を保管する場所が冷蔵庫なのか?
それとも冷暖房がない外なのか?

作りだめした「ゆで卵」を弁当にいれたいのであれば、保管条件を考慮するようにしましょう。

作りだめした「ゆで卵」を弁当に入れる際のコツ

ここからは作りだめした「ゆで卵」を弁当に入れるための調理法や、消費期限を伸ばすコツを紹介したいと思います。

「ゆで卵」は固ゆでする

最も大事なことは、弁当に入れる「ゆで卵」は固ゆでにすることです。
おしゃれインスタグラマーの皆さんは半熟卵な方が多いですけど、あれを真似するのは危険です。

卵はサルモネラ菌に汚染されていることがあり、それはしっかり加熱しないと死滅させられないからです。

とはいえ、黄身が黒ずむほど茹でる必要はありません。
黄身が熱変性して鮮やかな黄色になるまで火を通せば安心です。
サルモネラ菌は70度で1分程度の加熱で死滅します。

サルモネラ菌は全ての卵に付着しているわけではないし、ましてや菌が殻の中にまで侵蝕していることは更に稀です。
ですが、作りだめした「ゆで卵」を弁当に入れたいのであれば、卵の茹で加減には注意するようにしましょう。

「ゆで卵」は殻のまま保存し、触らない。

それから。
作り置きをするのであれば「ゆで卵」は殻つきのまま保管するのが日持ちさせるコツです。

私はザルにあげて少し乾かしてから冷蔵庫に入れていますが、できるだけ「ゆで卵」を素手で触らないようにしています。

私は食品メーカーにて品質管理をしていたことがあるのですが、工場作業員の手洗い後に菌検査をすると多くの菌が検出されました。
食品工場では念入りに手洗いをするのですが、それでも人の手は無菌にはならないのです。(汗)

殻が割れたところから菌が入ると、「ゆで卵」が腐敗します。
見た感じでは割れていなくても、調理後の卵には素手で触らないようにしましょう
これは個人的な意見ですが、手に付着している菌より台所に浮遊している菌の方が食中毒を起こすものが少ないと思います。
もちろん、病気の家族がいたら別ですが…。

「ゆで卵」はヒビが入ってしまったものから消費する

「ゆで卵の消費期限」の話でも書きましたが。
作りだめした「ゆで卵」を弁当に入れるのであれば、殻にヒビがあるものから消費するのがコツです。

仮に菌が「ゆで卵」に付着したとしても、冷蔵庫で保存すれば増殖速度が遅いからです。

殻にヒビが入っても直ぐに腐ることはありませんが。
作りだめした「ゆで卵」はリスクのあるものから食べるようにしましょう。

「ゆで卵」はホットクックで作る

それから。
「ゆで卵」の品質を安定化させるようにしましょう。

その際には、鍋ではなく調理機器を使って調理するのがコツです。
機械を使えば気候に左右されることなく同じ条件で調理することが可能です。

私の場合はホットクックを使っていまして。
その際の設定は「手動調理」で「煮物」を選択し、煮込み時間は「3分」です。

「ゆで卵」の劣化が気になる人は味つき卵にする

作りだめした「ゆで卵」はザルに入れて乾かし、冷蔵庫に入れて保管するだけでOKなのです。
でもね、作りだめした「ゆで卵」を弁当に入れると、週の後半は品質の劣化を感じるようになります。
腐ってはいないので食べられますが、気になる人が多いかも…?

それを緩和する方法は「ゆで卵」に味をつけて保存する作戦です。

より安全なのは「塩卵」

最もおすすめなのは「塩卵」です。
ゆで卵」を殻ごと塩水に漬けて保存すると賞味期限が2週間まで延長できるそうでして。
これは簡単ですし、食塩濃度によっては味付け不要で弁当に入れられるので便利です。
私は5〜6日以上経過したものを食べたことがないので、2週間保存な挑戦するなら自己責任でお願いします!!

モノが腐るのに必要な条件は
水分と温度

基本はこれだけですが。
高濃度の塩水で「ゆで卵」を漬けると、大概の菌は塩の浸透圧により弾けて増殖できなくなり、結果、腐りにくくなるのです。

料理研究家のやまでらくみこさんは「ゆで卵」の保存というより味卵の作り方としてレシピを紹介してくださってまして、それによりますと30%濃度の塩水を使っています。
これって昔の漬物レベルの塩濃度です。

でもね、理論上では10%で大概の菌は増殖できなくなります
コストや塩分が気になりますし、弁当のおかずとして使用する時まで冷蔵庫で保管するのであれば、10%で十分だと思います。

やり方は簡単で。
Mサイズのジップロックか丈夫なビニール袋に200mlの水を入れて20gの塩を溶かし、そこに「ゆで卵」を3個、殻ごと入れるだけです。
空気を抜きながら封をすればL玉でも「ゆで卵」の全身が塩水に浸かりますので、安心です。
卵の数が多かったりする場合は塩水の量を増やしてください!

画像付きで「塩卵」の作り方が知りたい方は↓のページが分かりやすいので参考にしてください。

やまでら くみこさんのサイトはこちら

手間だけど美味しいのは「味玉」

それから。
「塩卵」にしなかったとしても、既に3〜4日が経過した「ゆで卵」を「味玉」にすると美味しく安全に食べることができます

作り方はこちらも簡単で。
「塩卵」と違うのは殻を剥くことと、漬け汁が醤油ベースだということだけです。

漬ける液は麺つゆが楽ですが、こだわってもよいかもしれません。
自作の漬け汁を使う時は煮沸してから「ゆで卵」を漬けるようにしましょう。

酢を少し加えると、グッと美味しくなって保存性が高まるかもしれません。
是非、自分の味を探してみてください。

ただ、「味卵」には注意すべきことがあることを覚えてください。
これは作る時に殻を剥きますし、味玉の漬け汁によっては防菌できるだけの塩分濃度が確保できません

味が染みすぎるのも気になりますし、味卵を1週間分作ることを私は勧めません。

まとめ:ゆで卵を弁当に入れると腐るから、対策しよう!

今日は「ゆで卵」を作りだめして弁当に入れる際のコツについて語りました。

・固ゆでにする
・機器調理し、安定した品質で調理する
・できだけ素手で触らない
・劣化が気になる人は途中から味付け卵にする

私の方法を真似すれば絶対に腐らない…なんてことは言えませんが。
「日曜の夜にゆで卵を大量に作って金曜まで使う作戦」で少しでも弁当作りの負担を減らしましょう。